手続:任意整理
性別:女性
年代:50代
借金額:451万円
依頼者の状況
依頼者は、債権者5社から合計451万円の借金がありました。
月々の返済額は、5社で、約13万8000円でした。
当事務所の対応と結果
依頼者は、上記の借金とは別にローンを支払い続けている車を手放したくないという強い希望がありました。
当事務所の弁護士は、依頼者の借金の経緯や生活状況等を踏まえると、任意整理を行うことによって、車を手放すことなく、かつ、依頼者の返済の負担を軽減することができると判断しました。
そして、依頼者の希望に沿いつつ、依頼者の経済生活の再生を図ることができると考えました。
そこで、当事務所の弁護士が依頼者に対してその旨をご説明させていただいたところ、依頼者も任意整理を希望されたため、任意整理の手続をご依頼いただくこととなりました。
当事務所の弁護士は、直ちに、債権者5社に受任通知を送付し、依頼者への直接請求をストップさせました。
そのうえで、当事務所の弁護士は、分割弁済の条件に関する和解交渉を進めました。
当事務所の弁護士による交渉の結果、将来の利息をカットし、現在の残高について59回ないし60回(5年間)で分割払いする条件での合意が成立しました。
月々の返済額を、合計約13万8000円から合計約7万5000円と、約6万3000円減少させることに成功しました。
所感(解決のポイント)
通常、車のローンを返済している場合、車には担保が設定されていることが多いので、破産手続や個人再生手続を利用する場合には、車を手放すことも検討しなければなりません。
任意整理の手続を取ることで、車のローン会社を任意整理の対象からはずし、車を利用し続けることが可能になるため、車社会の青森県では、メリットが大きいと言えるでしょう。
また、月々の返済額が減ることによって生活に余裕ができますし、4年~5年程度で計画的に完済の目途が立つメリットも大きいでしょう。
借金の月々の返済が苦しいという方や、車のローンはあるが、車を手放さずに借金の整理をしたいという方は、専門家である弁護士に一度ご相談されることをお勧めいたします。
お客様の声
件数の多い取引先への書類等の手続き、連絡等、ありがとうございました。
私も最後まで払うという強い気持ちでがんばろうと、改めて強く思いました。
本当にありがたかったです。
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