手続:会社の自己破産
業種:設備工事・販売業
借金額:6700万円
依頼者の状況
設備工事・販売業を営む会社の自己破産について、代表者からご相談いただきました。
新型コロナウィルスの影響により、工事受注の減少で経営状況が悪化している中で、さらに海外メーカーからの器具機械の納入の目途が立たずに主要プロジェクトも頓挫してしまったことから、資金繰りの目途が立たなくなり、事業の継続が困難になりました。
当事務所の対応と結果
当事務所の弁護士は、自己破産の依頼を受けたあと、速やかに、会社の従業員の解雇と解雇予告手当の計算・支給や売掛金の保全、事業停止に伴う各種届出など、必要な措置を講じました。
そのうえで、当事務所の弁護士は、自己破産の申立てに必要な書類の作成、添付する書類の収集・整理などを進め、ご依頼から2週間以内に、裁判所に申立てを行いました。
間もなく、裁判所から破産手続開始決定が出され、破産管財人が選任されました。
そして、破産管財人が会社の財産の売却処分や滞納税金の弁済などをして、自己破産の手続が終了しました。
当事務所の弁護士の対応によって、自己破産の準備から申立て、手続の終結までスムーズに進行させることができました。
所感(解決のポイント)
事業を停止してから間もない会社の自己破産では、多岐に渡る膨大な業務を迅速かつ計画的に、場合によっては秘密裏に進めていくことが必要です。
本件では直近2期分の決算書が作成されておりませんでしたが、帳簿等を収集・整理し、申立てに必要な計算を行い、ご依頼から申立てまで、混乱なく速やかに破産管財人へ引き継ぎました。
当事務所では、これまでに、会社の自己破産の事案を多数取り扱い、依頼・解決の実績も豊富にございますので、お気軽に当事務所にご相談いただければと存じます。
お客様の声
やっと前にすすむことができます。
ありがとうございました。
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