手続:消滅時効の援用
性別:男性
年代:30代
借金額:50万円

1 依頼者の状況

依頼者は、過去に貸金業者2社から借り入れをしていたところ、途中で支払えなくなり、そのまま放置していました。
そして、最近になって、うち1社の代理人弁護士から請求の通知を受けました。
さらに、信用情報機関から自分の信用情報を取得して確認したところ、その2社の事故情報が載っていました。

2 当事務所の対応と結果

当事務所の弁護士は、最後に返済をした時から5年以上が経過していることから、消滅時効の援用によって返済の義務を免れるとともに、信用情報における事故情報の抹消・訂正が可能であると判断しました。
そこで、そのことを依頼者にご説明させていただいたところ、消滅時効の援用をご依頼いただくこととなりました。

当事務所の弁護士は、直ちに、相手会社(代理人)に対して、消滅時効援用の通知をするとともに、時効の更新事由(中断事由)なく消滅時効で処理された場合には信用情報機関への事故情報の抹消等の申告をするよう通知しました。
その上で、当事務所の弁護士は、相手会社に対して、消滅時効と信用情報の処理状況について問い合わせをしました。
そうしたところ、消滅時効で処理した、信用情報機関への事故情報の抹消等の申告を完了した、との確認を取ることができました。
これにより、依頼者は、合計50万円の返済の義務を免れるとともに、信用情報における事故情報の抹消等に成功しました。

3 所感(解決のポイント)

消滅時効の援用によって処理された場合、信用情報機関(JIC、CIC)における延滞などの事故情報は、JICCは削除、CICは残高「0」で「完了」との訂正登録(その後削除)となります。
もっとも、この削除等の依頼をするのは、加盟企業(消費者金融などの貸金業者、クレジットカード会社など)になります。
そのため、近い将来に住宅ローンや教育資金などの借入れの予定があり、事故情報の有無が重要となる場合には、消滅時効援用の通知をするだけでなく、相手会社が信用情報機関へ事故情報の抹消等の申告を完了したかどうかの確認も必要となります。

4 お客様の声

お世話になりました。
ありがとうございます。

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解決事例の一部をご紹介させて頂きます

No 解決事例
1 50代の男性が自己破産をし、借金の原因の一つにギャンブルがあるものの免責を許可され、1347万円の借金が免除された事例
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12 貸金業者2社に合計50万円の借金があった30代の男性が、消滅時効の援用によって返済の義務を免れるとともに、信用情報における事故情報の抹消等を実現した事例
13 30代の男性が、いったんは任意整理をしたものの、予期せぬ減収が生じて返済が困難となったことから、民事再生(個人再生)を申し立てて、返済総額と月々の返済額を大幅に減額した事例
14 30代の男性が、民事再生(個人再生)を申し立てて、返済総額と月々の返済額を大幅に減額した事例
15 30代の男性が、以前に行った任意整理による返済の継続が困難になったところ、住宅資金特別条項付個人再生の利用により、ローン返済中の住宅を維持したまま、無理なく返済できる再生計画の認可を得た事例
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17 債権者から預金口座の差押えを受けた70代の男性が、差押範囲変更の申立てをするとともに、債権者に対して消滅時効の援用をしたことで、差押えが取り下げられて、260万円の返済の義務を免れた事例
18 卸売業を営む会社と代表者が自己破産をした事例(借金総額6300万円)
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20 50代の女性が任意整理をし、月々の返済額を約6万3000円減少(約13万8000円→約7万5000円)させた事例
21 飲食業を営む会社と代表者が自己破産をした事例(借金総額4000万円)
22 30代の男性が民事再生(個人再生)をし、ローンで購入した住宅を維持したまま借金の総額と月々の返済額を大幅に減額した事例
23 40代の女性が、過払い金返還請求をし、金融業者3社から、合計435万円の過払い金を取り戻した事例
24 30代の男性が自己破産をし、妻に対する高額の慰謝料・財産分与の支払を免除された事例
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26 運送業を営む会社と代表者らが自己破産をした事例(借金総額4130万円)
27 40代の男性が自己破産をし、借金の原因の一つにギャンブルがあるものの免責を許可され、将来の退職金を全額確保しつつ、1237万円の借金が免除された事例
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29 貸金業者3社に合計200万円の借金があった30代の男性が、消滅時効の援用によって返済の義務を免れた事例
30 50代の男性が自己破産により1167万円の借金を免除され、自由財産拡張の手続により82万円の現金・預貯金・保険を手元に残した事案
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33 30代の男性が住宅資金特別条項付個人再生をし、住宅ローン支払中の自宅を手元に残したまま、住宅ローン以外の合計約1350万円の借金を5分の1に圧縮し、返済負担を大きく軽減した事例
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37 40代の男性が民事再生(個人再生)をし、借金の総額と月々の返済額を大幅に減額した事例
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40 50代の男性が民事再生(個人再生)をし、借金の総額と月々の返済額を大幅に減額した事例
41 40代の男性が民事再生(個人再生)により、借金の総額を約400万円から約100万円に減額するとともに、月々の返済額を従前の2分の1以下に軽減することに成功した事例